仕事は”下から”降ってくる!
あなたには毎日、”上”から仕事が降ってきますか?
もちろん上層の方針がブレイクダウンされて現場に具体的な仕事として降ってくるのは普通のことです。
ただ、、、同時に下から上に(部下から上司であるあなたに)降りかかってくる仕事っていうのもあるべきだと僕は思っています。
で、この、下⇒上に仕事の流れがある状態ってすごく大事だと思うんですよね。
あなたには部下から仕事が降ってきますかー?
部下が能動的に挑戦している証拠
部下が上司であるあなたに仕事を頼むっていうのは、少しハードルの高い仕事に挑戦していて行き詰っているときにサポートやアドバイスお願いします、っていうときなんですよね。
すなわち部下が能動的に挑戦をしている職場だからこそ、部下から上司に仕事が降ってくるはずなんです!
これが、、、その部下でも普通にやれる仕事しか任されていない、ただただ上から降ってくる仕事を部下がやりきって終わる、そんな成長のない職場だったら起きないんです。
それの何がわるい?って思いましたか?いや、このブログの読者はそんなこと思わないですよね。
そんな成長を意識できない職場や会社なんて、、、って話ですね。
チーム力向上
ということで、部下が能動的に考え動く、挑戦している、困ったら上司を使って解決しようとする、ってことになると、
- 部下が育つ
- 上司(あなた)も育つ
- 困りごとが早期解決する
となってそのチーム力が向上します!
1.部下が育つ
下から上に仕事を降りかけるときに、部下が上司にアドバイスやサポートを「頼むわ!」の一言でお願いするわけにはいかないですよね。
(あ、逆に部下に対してもその頼み方はダメですよ!部下への仕事の与え方については別記事リンクを本記事の最後に貼り付けておきますね。)
部下は当然、
「自分が何をしようとしていて、
どこまではできたけど、ここでこういう問題が起きて、
このようにやってみようとしたけどうまくいかないので、
サポート、アドバイスをお願いします!」
と説明する必要が出てくるわけです。
この人の協力を取り付けるための説明能力ってめちゃくちゃ大事なんですよね。
これが上手にできるようになってくると、上司に頼らずとも他の協力者を自分で獲得して仕事を解決してくるようになってきます。
(ということでより困難な問題ばかりが上司に集まってくるようになる、とも言えますが笑)
デキる人っていうのは、当然、困難な課題を解決してくるわけです。
ひとりでやれないからこそ困難な課題なわけで、その困った場面でいかに協力者を作って解決しちゃうかっていうところが上手なんです。
グループの中で部下が上司に仕事を頼む・作るという行為はまさにそれをグループ内で実践練習しているわけですね。
2.上司(あなた)も育つ
さて、部下では手に負えない問題解決をしっかりと頼まれてしまったあなたは、、、同じ構造で説明できますね!
自分でやりきれればやりきる、難しければ協力者を得る、または、、、
あなたの上司にお願いする。
すなわち、自然とあなたのレベルアップ・成長を促す仕事が上がってきているはずで、あなたも成長することにつながります!
3.困りごとが早期解決する
これは説明する必要ないとは思いますが、発生した困りごとが、それを解決すべき人にしっかりと打ち上げられる、という状態なわけですから当然の結果です。
「困ったら私を使え!」
ということで、もしあなたがチームメンバーを持っているなら、「困ったことがあったら私を使え!」とメンバーに日ごろから言っておきましょう。
チームをうまく回す=チームの困りごとの早期解消、といってもいいと思います。逆にうまく進んでいることは任せておけばいい。
だから、僕のチームミーティングでは、「困っていることを打ち上げる」が第一のルールとなっています。逆にうまくいっていて当面は順調に進みそうだという案件はスルーです。
うまくいっていることを話す・聞く暇があったら、困っていることについて、原因・状況を掘り下げて、対応を考える時間にあてるべきですもんね!
↓部下への仕事の降ろし方
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