ノーモア丸投げ、上手に頼みましょう!

「これやっといて~。」ってこんな奴に言われたらむかつきますね~笑
今日は仕事術。
仕事はひとりで進めるものではありません。
そして、人にやってもらうときには、それなりの作法や上手なやり方っていうのがあります。
今回は”丸投げ”のデメリットの再分析と、丸投げしないことによるメリット(デメリットがなくなるだけではない!)について研究してみました。
”丸投げ”をする人もダメ、”丸投げ”されちゃってそのまま仕事する人もダメですからね~
”丸投げ”のデメリット
”丸投げ”は時間の無駄!
丸投げって何?ってところですけど、ここでは、、、
仕事を投げられる側のレベルや状況を考えずに「やっといて~」と一切を任せる行為、と定義したいと思います。
双方向のコミュニケーションがない状態、ですね。
(相手の状況を考えて、特に部下に仕事を渡す場合になると思いますが、、、意図的に丸投げする場合はあると思います。こちらは日ごろのコミュニケーションをベースにしたものなので、本日の記事の趣旨からは外します。)
これをやられて(丸投げされて)、しょうがない、、、と仕事を始めちゃう人は、、、
詳細な情報や具体的な指示・アウトプットイメージがない分、自分の思い込み・推測で仕事を進めていきます。
で、やっときました、という段階で、「そうじゃないんだよー。。。」ってなったら悲しいですよね。やり直しです。
で、そうなるの嫌だからって、結局、他の関係者や別ルートなんかをたどって、どうアウトプットしたらいいかって確認してうまくやるって人もいるかもしれませんが、
まぁこれも遠回りなわけで効率のいいやり方ではない。時間の無駄。
”丸投げ”する人は要らなくなる
ということで、
丸投げばっかりする人って、要は付加価値ゼロってだけでなく、確実に仕事・職場に無駄をもたらします。
丸投げされたほうも大抵嫌な気持ちになりますしね。
それでも指示を運び伝える、という機能は果たしているかもしれない。
でも、、、このご時世、情報の共有とか情報を伝えるとか、ITで解決できるし、そのうちAIが上手な情報伝達・指示ぐらいしてくれそうですよね。
要らなくなる、って書いたけど、近い将来というかもうすでに要らなくなってきますね。
会社はお給料払っちゃだめですね、こんな人には。笑
丸投げせずに丁寧に手渡すメリット!
仕事を手渡すひと手間
丸投げせずに丁寧に手渡す、っていうのは、、、
手と手をとって、ってかんじで、きちんとコミュニケーションをとって、納得してその仕事を受け取ってもらう、というイメージです。
まずは、その仕事の前提情報とそれに基づいた、アウトプットイメージと納期を、頼む人の意思を持って伝えなければいけません。
(”丸投げ”体質の人はせめてこのレベルをまずやってみましょう。)
- 背景/経緯、なぜその仕事をやる必要があるのか
- 背景を踏まえて、どんなアウトプットをいつまでにほしいか
そして、実際に仕事をやってくれる人に、いくつか質問しながら、双方向のコミュニケーションを促しましょう!
- 仕事の必要性は理解してもらえたか
- アウトプットのイメージはできるか、ほかにもっといいアウトプットはあったりするか
- 希望納期までに間に合いそうか
- サポートは必要か
などなど。
(仕事を渡されるほうは、自分からいろいろと納得するまで質問しちゃいましょう!)
手間だと思いますか?
このひと手間が何をもたらしてくれるか?
まず丸投げのデメリットがなくなる、という意味では、
手直しや遠回りといった時間の無駄がなくなる。
仕事を渡されるほうも、ある程度納得して受け取れるわけですから、ネガティブな感情はなくなる。
前向きにかつやることが明確な状態で仕事を進めることができる。
そして更なるメリットとして、視野に入れておきたいと思うのが、
一つの仕事に対して、双方向のコミュニケーションをとることによって、
- 2人の知恵で仕事の進め方について考えているので、その仕事のアウトプットの質が自然と高まる可能性が高くなる
- 仕事を渡すほうは、渡されるほうがどうやったら理解して納得して仕事をやりやすいかっていうことを経験的に学べる。⇒仕事の頼み方が上手になる。
- 逆に仕事を渡されるほうは、何を明確にしてから仕事を受け取るべきか、というセンスがついてくるし、それに従って、仕事をうまくやるためにおさえておくポイント/条件みたいなものを経験的につかめる。
長期的に見て、仕事を渡すセンス、受け取るセンス、これが双方に身についてくると僕は思っています。
これを職場でちゃんとやってると、職場をまたぐような場面でも、きちんとした仕事の受け渡しができる人になってくる。
そんな人が増えたら、各部署がお互いにうまく機能するチームができてきて、きっといろんな仕事がうまくいくはずです!
仕事を頼むっていうのは、一番身近で最も重要なコミュニケーションの機会だと思います。
せっかくなのだから、だれも得しない”丸投げ”じゃなくて、一緒に納得して、仕事を気持ちよく渡し・受け取りましょう!
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