「全体把握」と「詳細把握」
全体把握ができていて、かつ、細かい案件についてもそれなりに状況をわかっていて、細かい議論にもすぐ入っていける、またフォローアップができる、そんなデキる人、
いますよね!
はい、僕です!笑
こんな上司がいれば、部下はとても安心できますし、気持ちも楽ですよね。
(部下):「〇〇の件なんですけどー」って始めちゃえば、
(上司):「おー、あれって先週、関係者と打ち合わせしてモメてたよね?あの後どうなった?」
って感じで、いちいち背景の説明せずに、核心部分の話をすぐ始められる。
あなたが上司やリーダーだとして、
チームのほぼすべてのタスクについて、各案件の一個前の時系列ぐらいまでを状況把握できていますか?
「それって、そもそもどんな案件だったっけ?」なんてレベルで聞きなおしているようではダメですよ~!
「記憶力」の問題ではなく、「記憶のやり方」の問題
自分は記憶力がないから、、、とかそんな”言い訳”であきらめちゃダメです。
人間の記憶力ってそんなもんじゃないです!
聞いたことありませんか、人間は脳の能力・容量をほんの一部しか有効活用できてないって。
ただし、ただただチームのタスクをお経のように唱え暗記する、ってことじゃないです。
記憶力を上手に発揮させるやり方、っていうのがあります!
きちんと神様?ご先祖様?から与えられた自分の能力を上手に発揮させて、
チームのタスクと状況を網羅・把握して、頼りがいのあるリーダーを目指しましょう!
今日はそんなお話で~す。
「全体把握」はマップで俯瞰
全体把握っていうのは、要は”俯瞰する”ということです。
Excelでだーっとリスト化していく、ということを思いつくかもしれませんが、これでは”俯瞰”にならないです。
Excelのタスクリストは細かい業務フォローをしていくときに使いやすいので、どちらかというと、「詳細把握」に活用すべきです。
そうではなくて、
俯瞰ということは、「高いところから見下ろす」ということなので、
”地図にして眺める”ってことなんですね。
すなわち、それぞれの仕事が、どの位置づけにあるのか(ほかの仕事との関係性)、というのがわかるように”地図”=マップにするってことです。
Excelで東京という分類の中に市区町村が箇条書きされていても、それぞれがどこにあるのか?〇〇区と△△区は近いのか遠いのか?とか全然わかりませんよね?
もちろん地図を見ればそれが一目瞭然なわけです!で、覚えやすい!
じゃあタスクはどうやってマップにするの?
ずばりマインドマップがいいです!
【勉強会のご案内】
マインドマップを使ったタスクマネジメントは私の勉強会で実践的にシェアします!ぜひご参加ください!
3月度 3月16日(土)名古屋駅エリア AM9:00~
↓ イベント案内
https://www.facebook.com/events/307831066590238/
興味ある方、ぜひこちらをご参考に↓
マインドマップを使ったタスクマネジメントについて、
作り方や活用例は、私の主催する勉強会にてお教えしますが、
これを活用することで、、、
大小さまざまなタスクの位置関係・関連性や、だれが担当していて、それをフォローアップする責任者はだれなのか?
ということまで一目瞭然です!
単発の事案として記憶しようとするよりも、各要素の関係性をもとに記憶していくと覚えやすいんですよ!
英単語も一単語で覚えるよりイディオム・例文で覚えたほうが、その単語の意味をしっかり覚えやすいのと一緒ですね!
そんな俯瞰=全体把握ができると、
タスクAの一部にあるタスクBと、タスクCの一部であるタスクD、このBとDは違う枠組みの仕事で違う担当者が推進しているけど、
実務的にはとひとまとめでやっちゃったほうがいい!
といったかんじで、チームの業務のムダに気づき、省けたりすることがたくさん出てきます!
チームにおける業務効率化が進みます!
また、チームミーティングでも活躍します!
このあたりの活用方法は勉強会やまた別の機会に。。。
「詳細把握」はメンバーへの”声かけ”の中から”会話記憶”として頭に入れる!
「声かけ」の記事は先回投稿しました↓
上述の全体把握ができると、
部下メンバーのほうから相談が来ても、「あの案件の話か!」ってすぐに事案を理解して話を聞いてやれます。
自分からも「そういえばあの件って順調?」みたいな聞き方ができるようになります。
「順調です!」とか「いや~やばいんですよね。。。」なんかが返ってきますが、そこから、今、実際、どういう状況なのかを会話の中で確認する。
そうやって会話をして得た記憶って、忘れにくいんですよね!
(共感できないかた、ぜひやってみてください!メールの文章なんかよりはずっと思い出しやすいと思います!)
細かい数字なんかはこの際必要ありません。
最近、関連部署と打ち合わせをした、とか、〇〇の部署の□□さんが協力してくれて助かっている、とか
そんな周辺情報を”会話記憶”にしておく。
そんな会話を毎日メンバーと繰り返すうちに、
いろんな情報が、時系列で、かつ複数メンバーからの多面的な情報としての広がり、という多次元でつながった強固な記憶群にできるはずです。
毎日話をしている友達との会話って、時系列でちゃんと覚えてるでしょ?
あまりに仲良すぎて聞いてるふりして聞いてない、だと覚えてないでしょうが。。。笑
みなさんもぜひ「全体把握」と「詳細把握」、それぞれのやり方で自分の記憶力を最大化してみてください。
すぐ情報が出てくる人っていうのは、部下だけでなく、上司や関係部署の人からもすご~く頼られますよ!
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