リーダーは稼働率を下げる?!

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ノルウェー トロルの舌 往復10時間のハイキングでした~!

昨日は、「チームマネジメントは声かけ!」という記事を書きました。

「そんなこと言っても、自分も仕事抱えてるいっぱいいっぱいだし、メンバーにひとりひとり声かける時間ねーよ!」って方いますか~?

わかります。僕も海外赴任しているときはそうでした。

自分のことでいっぱいいっぱいで、メンバーに対しては、自分の分は自分でやってくれ!どうしてできないんだ!もぉ~!って。

でも、あなたがチームリーダーやマネージメントを任されているなら、、、

自分でバリバリ仕事をするのをまずやめる必要があります!

自分が仕事を抱えて、部下やメンバーの面倒を見てやれないのは本末転倒!

チームを率いているあなたが、部下やメンバーより実務を多くやっていたとしたら、それは部下が育つ場面を奪っているともいえます。

チームのリーダーやマネージャーは、

そのチームをうまく機能させていかに最大効率で成果だせるか?というところが課題であり第一の仕事なんです。

だから、部下やメンバーに最大限能力を活かしてもらって仕事をしてもらう

あるいは、その能力を伸ばして更なる効率に挑めるチームにしていく

ということを目標にしなければならない。

なのに、自分で仕事を抱えまくってバリバリやって、

メンバーが相談する隙も与えてないくせに、部下やメンバーがうまくできないときには、「なんでできないんだ?!」って攻め散らかしているようでは、

自分の仕事の本文を忘れているといってもいいダメダメリーダーなんです。(自戒も込めて!)

そうやって自分で仕事を抱えて、メンバーの成長をサポートできない、結果成長しないってことは、ずっと自分が苦しいってことでもあるし、

メンバー自身もかわいそうです。。。

誰もうれしくないですよね。。。

チーム力の向上を優先、その先の成果を見てマネジメントする!

先ほども言ったようにリーダーはチームのパフォーマンスを最大化する、またはその能力を伸ばす、というところを見て仕事をしていかなければなりません。

だから、

リーダーは、意識して自身の”実務稼働率”を下げておく必要があります。

稼働率下げた分、さぼるかぁ~、ってことではもちろんありません。

・(昨日の記事に書いたように)メンバーへの声かけ⇒チームの状況把握

・チームメンバーの負荷調整や自分のサポート体制の検討

・部下やメンバーの育成計画、また実務を与える準備

・自席にいて、メンバーが困りごとを相談してきたときの対応

などなど。

実務より高い視座でチームの運営と育成に対して構える!

部下やメンバーにとっても、

困ったときに話しかけやすい、気持ちに余裕のあるリーダーがいてくれると安心できると思うんです。

(もちろん、日ごろからコミュニケーションをとって、相談してもらえる自分物になっておく必要はあります。)

上手に仕事を与えてもらって、困ったらいつでも助けてもらえる、それを繰り返して部下やメンバーが育って、チーム力が向上する、

すごく上手にできているわけではないけど、僕はこのスタンスで今のチームをうまく回していると思っています。(すべてが思い通り、ってわけでわないですが。)

リーダーがバリバリやってたら、たとえそのリーダーがイライラしてなくても、やっぱりメンバーは声かけづらい。

そんなことはやめて、

実務から、部下やメンバーに自分の視点を移して、

彼らこそが、自分が仕事をする対象=ある種の”お客さん”だと思って、

チーム運営しましょう!

きっと自分もメンバーも、目先の実務の成果の良しあしだけに苛まれる必要が薄れて、元気に楽しく仕事できるようになりますよ!

リーダーは稼働率を下げる?!” に対して1件のコメントがあります。

  1. 神埼成志 より:

    とっても勉強になりました!

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